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あの震災から学んだこと
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2012年03月23日 10:24

あの震災から学んだこと

こんにちは。
東京営業部の伊藤が今回ブログを担当させて頂きます。

早いもので、未曾有の「東日本大震災」から1年が経過しました。

改めて犠牲になられた方々に哀悼の念を捧ますとともに被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
そして、未だかってこの困難な状況を支えて頂いているすべての皆さまに心から敬意を表します。

私は、兵庫県神戸市出身で小学生の時に阪神淡路大震災に被災しました。
幸い身内や知人に亡くなった人はいなかったのですが、
その当時の地震や火事の恐怖、水等の生活必需品がなかなか手に入らず
近くの川で水を汲みに行ったこと、自衛隊の救援物資を待ち望んでいた時の苦労は、
今でも鮮明な記憶としてはっきりと思い出すことが出来ます。

阪神淡路大震災当時は、まだインターネットなどが発達していなかったこともあり、
電話などの連絡手段が断たれると情報がかなり狭くなる状態でした。
また、ご好意で来て頂いたボランティアの方々が、逆に被災地でボランティア難民に
なってしまったりと様々なトラブルが発生しました。

「東日本大震災」では、インターネットのより一層の拡大、スマートフォンなどの携帯端末の
進化、またtwitter、facebookなどのソーシャルネットワークもあり、
ネット上では「被災地の現状」「ボランティアにいくために必要なもの」
「今ここでは、こんな問題をかかえている」など様々な情報が瞬時に、
そして大量に交換することが可能となりました。

しかし、そこで起きた弊害として、真実の情報の中に無数の誤った情報や誤解を
招く表現なども大量に流出されてしまいました。

「放射線物質を大量に含んだ雨が降る?」「皇族の方々が、すでに京都に避難された?」、「ホウ酸を食べると放射線を防げる?」「ワンピースの作者・尾田栄一郎が15億円寄付?」等、今となっては、一見「誰が信じるの!?」と思うような誤った情報(勿論、正しい情報もたくさんありました。)も流れ、それを信じた人がまた他の人に配信する。

これらの混乱に基づく情報は、やっかいなことに悪意があるケースが少なく、
大半は、「この困難な時になんとかしたい!」「少しでも役に立てれば!」と
善意による情報配信であり、結果、本当の欲しい情報が薄れ更なる不安と混乱を
招くこととなりました。

映画好きの私としては、まるで1938年にアメリカのラジオ局が放送して聴衆を
大パニックに巻き込んだオーソンウェルズの「宇宙戦争」を思い起されました。

現在、誰もがパソコンや携帯を開けば容易に無数の情報を引き出したり、
発信出来るようになりました。
しかし、その中には誤った情報や不確かな情報も数多くあり、全てを鵜呑みにしてしまうと、本当に重要な判断やすべき行動が見えなくなってしまいます。

情報の海の中から本当に必要な情報を選びとり、整理する力がこれからも重要であることを
今回の震災で改めて深く感じました。

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