2009年07月29日 09:39
初体験・・・
2回目のブログ登場の川口です。本当はもう少し早い時期に2回目の登場でしたが諸事情により遅れてしまいました。その理由を書きたいと思います。
それは新型インフルエンザが世界規模で感染が拡大する前の3月中旬に始まります。右足のふくらはぎが突っ張るような感覚があり、靴下を履くのが少し辛い状況になりましたが「運動不足による筋肉痛だろう」と勝手に解釈し放置していました。しかし、4月中旬から右足の太ももからつま先までに痺れと少し痛みを感じ、歩く際は足をひきずる様になりました。会社からも仕事は控えなさいと指示がありましたが、不思議なことに車を運転することは可能だったのでそのまま仕事を続けてしまい痺れや痛みは見事に悪化。そして仕事で訪問した病院で、弊社感染対策情報Webサイト『MICKS』の監修でお世話になっている森下幸子さんに偶然お会いし助言をいただいたこともあり、翌日病院に受診することになりました。
整形外来医師の診察の結果、比較的症状の重い「椎間板ヘルニア」であることが判明しました。『椎間板ヘルニア=腰が痛い』という単純な方程式しか頭に無かった私には驚きの結果でした。重症だったこともあり、5月7日に入院をすることになりました。この頃には右足を地面に付けて数歩動いただけで右足に激痛が走りまともに歩けない状況になっており、入院手続きの時も死に際のゴキブリのように受付の椅子でひっくり返り苦しむ私・・・。端から見ればなんとも異様な光景だったと思います。
毎日のように仕事で病院にお邪魔しているのに実は入院&手術は初体験。早朝から深夜の病棟を患者として観察出来たのは良い経験で夜のナースコールの多さには少々驚きました(その内の何%かは私なのですが)。驚きと言えば部下の山本君。会社の先輩の市川さんと休みの日にわざわざお見舞いに来てくれ、『なんと優しい男か』と感激していたのですが、ヒゲが伸びまくった戦場の負傷兵のような私が苦しんでいる無様な様子をデジカメで激写し社内配信してくれました。ありがとう山本君。この恩はどこかで返します・・・。
話は戻りますが手術当日。ストレッチャーに乗せられ手術室に向かうが意外に平常心でした。しかし仕事の関係でこの病院の手術室には何回もお邪魔しているので、手術直前に知っている手術スタッフの方々から温かいお言葉をいただいた時は本当に泣きそうになりました。
麻酔をかけられ数秒後には意識は失なり、気がついた時には病室でした。そこから少なくとも5時間は座ったり立ち上がったりは駄目ですよ、と言われ問題はないだろうと思っていました。しかし!今回の入院の最大の試練はここから始まりました。尿カテをしていなかったのでオシッコをベッド上で尿器を使ってとるしかありませんが、ベッド上で尿器を使って出来ない!尿意はかなりあるが尿器を当てると不思議と出ない!ベットパンウォッシャーの販売で嫌なほど尿器を見てきたためか?それとも『布団の上でオシッコは駄目』という幼児時の教育プログラム(?)が脳で暴走しているためか?ベッドで寝たまま小便が全然出ないのです。汗を流しつつ苦しんだ5時間後にコルセットを装着して歩いてトイレに移動して小便をしました。あの時の壮快感と看護師さんが天使に見えたことは今でも忘れられません。
感動はこれだけではありませんでした。トイレから帰る時に気付いたのですが、術前立った時の激痛が嘘のように無くなっているのです。手術して本当に良かった、そう思える瞬間でした。
入院から10日後の退院の日も歩いて帰宅できることを本当に幸せに感じました。今は車の運転も歩行も長時間でなければ問題はありません。リハビリは続いていますがここまで早く回復するとは正直思いも寄りませんでした。
ガンや心臓疾患などは『早期発見、早期治療』とよく言われますが、もう少し早く受診していればここまで酷くはならなかったのでは?と素人ながら考えます。足の痛みや違和感が数週間も続いた時点で行動を起こしておくべきだったと今でも後悔をしていますし、長時間の座り作業や車の運転、運動不足も問題だったと思います。この入院生活は仕事の取り組み方や生活習慣を考え直す非常に貴重な機会でした。
最後になりましたが、色々と助言をいただいた森下幸子さん、時折笑いを入れながら自信満々に語り手術に対する不安を吹き飛ばしていただいた主治医の金田先生、無理を言っても嫌な顔を一つせずに対応していただいた病棟看護師・手術室の皆様並びに病院の関係者の方々には本当にお世話になりました。ブログ上で恐縮ですが、改めて心より感謝の意を表します。

